屁粉飛ばし選手権
【脚・M字/M字開脚・オナラ】趣向同人会による異色のおならフェチ映像。羞恥と挑戦が交錯する女性たちの放屁競技を、観察的視点で描く実験的AV動画。
趣向同人会が贈る、おならマニアの為のおならの威力と飛距離を測定・検証するマニアックなこの作品。 おしりを手で広げたり、中腰になってみたり、アソコ丸見えになりながらM字開脚してみたり。 肛門をヒクつかせ、あの手この手でガスの噴射を試みる女の子たち。
中には力み過ぎてミがちょっぴり…女の子はこの異様な競技にどんな心境、どんな羞恥の表情で挑むのか? 屁マニアの心をくすぐるこの作品をご覧ください! (趣向同人会)




















全編に漂うのは、競技という名の異様な緊張感。舞台は明記されていないが、カメラの焦点は常に下半身へ集まり、観察的な距離感の中で淡々と「飛距離」「音量」「質感」が記録されていく。おならという原始的な行為を、いかに測定し可視化するかという実験的試みが本作の根幹だ。薄笑いと戸惑いが交錯する空気の中、視聴者は参加者たちの羞恥と挑戦を見守ることになる。メジャーなフェチとは一線を画す、その徹底したおならフェチの追求がひときわ異彩を放つ。
本作に登場するのは、複数の女性たち。口コミにもあるように、眼鏡を掛けた知的風の女性が印象的で、冷静な表情の奥に内なる緊張が覗く。中には豊かなバストを揺らしながら前傾姿勢で挑む参加者もおり、身体の重みや姿勢が放出の瞬間に独特な艶感を与えている。肛門フェチやコスチュームフェチ的要素こそ控えめだが、素人感の残る仕草や照れ笑いがリアルな性の生々しさを醸しており、各自の「自意識との格闘」を感じ取れる構成になっている。
プレイ内容は単なる放屁描写ではなく、音・振動・匂いの三層で構成される官能的観察劇だ。個別競技のように撮影され、噴き出す瞬間の表情や音圧の差が個性を際立たせる。レビューでも「迫力のある音」と評された通り、腹筋の震えとともに漏れる空気音が妙に鮮明で、カメラマンの粘着的な寄りがその生々しさを増幅する。羞恥を耐える眉間の皺、抑えきれない笑い、そして一瞬の開放感――すべてが見どころだ。嗅覚的好奇心を刺激する瞬間もあり、視聴者の想像が補完する構造になっている。
「女排泄一門会」らしい実験精神が貫かれた一本であり、フェチの中でも極めて狭域なテーマを徹底的に掘り下げている点に価値がある。同ジャンルの中でも、測定的・記録的に扱う演出が珍しく、結果表が未提示という点も逆に素朴なリアリティを生んでいる。強調されるのは、行為の滑稽さと性的緊張の織り交ざる異質な美。おならという日常の延長をフェチアートへと昇華させた、研究的AVといえるだろう。